# JOFI東京 (一社)全日本釣り団体協議会認定
東京都釣りインストラクター連絡機構
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2016年10月1日(土) ちょっといいこと「荒川でゴミ拾い」

荒川河川敷江北橋~扇大橋近辺で開催されたふるさと清掃運動会実行委員会主催『ちょっといいこと「荒川でゴミ拾い」』に参加させていただき、

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東京都釣りインストラクター連絡機構は協力参加として例年釣り教室も実施している。

今年はクライマックスシリーズの関係で王貞治実行委員長が来られなかったこともあり、野球少年の参加が少なかったせいか?釣り教室は子供相手とはいかずスタッフや大学生相手となってしまった。

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それでも、今回は自前のセットで参加者には模擬釣り経験や、イシダイ竿で2~4Lの水入りペットボトル相手に豪快なファイト気分を味わっていただくことができた。

肝腎のゴミ拾いであるが、何時ものことではあるが荒川河川敷には夥しいゴミの山が!1,000人規模の参加者であっても清掃できる範囲はほんの1kmばかりの左岸のみ。 一体どれほどのゴミが棄てられているのであろうか・・・・・

今回はペットボトル、レジ袋などの数をカウントしたのだが、ゴミの大半はプラステックで占められている。 やがてこれらがが紫外線、熱、風波などの物理的な力により破砕、細片化し、海に流出したものはさらに波の力などで微細化し、5mm以下のマイクロプラスティックとして浮遊し海が汚染されていく。 マイクロプラスティックは様々な生き物がエサと共に体内に取り込まれ、最終的には食物連鎖の頂点に立つ人間の健康をも脅かすようになってきている。

日本人はゴミを捨てない国民と言われているが、河川敷には膨大なゴミが捨てられている。ゴミが当たり前のように捨てられる国からは一体どれほどのゴミが海洋に流出されているのであろうか?

いくら海は広いと言えど、このまま皆でゴミを捨て続けていくのであれば、海の魚もやがては養殖に頼らざるを得なくなるのでは・・・・・

鈴木 伸一 報告

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